数日前、東京は超快適な気候で、さわやかな南風が吹き、湿度は低く、まるでタヒチ並みの天気。

久しぶりに城南島へ愛車を飛ばしていく。 相変わらず、この島の45度傾いた碁盤の目は、わかっているのに道に迷う。ようやく目的地の砂浜に到着。

 羽田から三分ごとに離陸する各社の飛行機が、すぐ頭上を通り過ぎて行く。

ふと見ると、ひとりの (70歳前後か?)男の人が、テーブルに楽譜を広げてハーモニカを練習している。あ、やってるな。そ知らぬふりをして 近くをすり抜ける。

「窓はぁ 夜露に濡れてぇ」北帰行だ。なるほどなるほど。さほどうまくはないけど、趣味を楽しんでおられる。どこか初心者クラブにでも入っているのか、それとも通信教育か?

自分もせっかく持っているハーモニカを、たまには使ってあげないとな、、。