秋葉原へ

昨日・一昨日と二日続けて秋葉原のヨドカメに、今流行の「18倍ロングズーム」を調べに行っているのだが、どうしても買えない。なぜだろう?

予算は5万前後かそれ以下で、ポイントもある程度たまったものがあるし、それほどの負担でもないのだが、いざ買うつもりで現地に行き、実際に手に取ると、どうしても「よし!」という気にならないのだ。どうしてかなぁ??

そもそも「18倍ロングズーム」なんていうデジカメが初めて世に出たのは約半年前の今年3月上旬。オリンパスのキャメディアSP-550UZ。例によって『デジキャパ』等カメラ雑誌では盛んにはやし立てるのだが、価格コムでは、AFが遅いの、やれ何のと冷静な反応。

2年前の石垣島

このときは、富士とキャノンの10倍ズーム機に夢中になり、結局両方とも買って、石垣には富士のS5200の方を持って行ったのだった。この機械では、名蔵湾のマングローブの赤ちゃんが傑作に撮れて、今もマンションの管理人室に飾られている。たまに見ると、いかにも日本画風で、渋い。もう一枚が、近くの東大井公園で、逆光で撮った兄妹の写真だ。

このときのことは、本稿2005/11/22の「二つのカメラ」に詳しく書いてあるが、その後はどうなったかというと、悩んだ挙句、富士のS5200を手放して、キャノンのS2ISを残した。ところがこれは、山形のU氏に譲る羽目になり、やむなくS3ISに格上げ。

その後、昨年夏、待望の「G7」がキャノンから出たことから、このS3ISと交換した。このG7という機械は、例の山根一真氏も使い続けるだけあって、さすがに大変力のこもった機械である。難しい状況でも、よく撮れる。特に暗いところなど、、。

以来一年間、365日持ち歩いているが、この夏、松下からその名も「FZ18」という、機能は550によく似た性能のマシンが、360グラムという軽さで出てきてしまった。片やキャノンも「S5IS」を出したのだが、倍率は12倍ズームのままと、残念のきわみ。

9月8日発売

松下のマシンは、高尾山の帰りに、ヨドカメで手にとって見たが、なんとなく魅力がなく、性能だけという感じで、買う気がしない。

一方、富士が「8000fd」という機械を、いずれ9月8日に発売するという。富士なら、今まで手触りの卓抜なマシンを出してきた実績もあることだし、最近は「顔キレイナビ」では、一歩他社をリードしている観がある。そこが出してくる18倍なら、これは買いではないか、と楽しみに待っていた。

ついに私の誕生日も、三浦半島でのMGシニアの間に過ぎ、一昨日期待に胸を膨らませてヨドカメに飛んでいった。結論はがっくり。どうも冴えない。液晶が暗いような気がする。

もう一度、松下に触ってみると、シャッター音は良いのだが、なぜかしら気に入らない。家に帰ってから、考え直してみたら、「やはり松下でいいのではないか」という気がしてきて、翌日(つまり昨日)再びヨドカメへ。まっすぐ3Fへ行って、両方のマシンに触ってみる。そして再びがっくり。

どちらのマシンも、ぞくぞくしない。富士のほうは、しっかり力を入れたとは思えないし、松下のほうは、性能のみという気がする。キャノンのS5ISは、さすがに本格的に作りこんでいるのだが、なにしろズームが12倍しかない。

結論

キャノンの18倍を待ちます。いつになるか分かりませんが、それまではG7一本で行きます。ニコニコできるのは、いったい、いつになるのか?

(KK西研究所・所長 西 順一郎)